びば・いたりあ

2017年4月よりイタリア留学中。生活のあれこれや感じたことを自由気ままに綴ります。

イタリアからこんにちは

Ciao a tutti !

イタリアからこんにちは。

ただいま留学7ヶ月目ですが引きこもりがちになっているので、気分転換にブログを始めてみました。

 

私が引きこもりがちになった理由

一言で言えば、人間関係に疲れたから。

以下に細かな理由を自分なりに考察したいと思います。

 

  • 言葉の壁

おそらく長期留学を経験した方の9割は同じ問題に直面していると思います。

まず友達を作るにあたって大きな壁となるのは、言葉の問題。日常会話は問題なくできても、なかなか短期間では自分の感情を深く表現できる母国語のようには外国語を扱えません。

ましてやイタリア語は完璧に習得するのは難しいと言われている言語。

英語・フランス語・スペイン語のいずれかを話せる人には大きなアドバンテージがあります。ラテン語から派生している言語は多くの単語が似通っているので、関連して覚えることは可能です。文法はその通りではありませんが…
私たち日本語を母国語にする人にとっては、難易度のかなり高い言語と言えるでしょう。

 

  • 日本人気質を捨てきれない

私は引っ込み思案です。自分の意見を起立し挙手して発信するタイプではありませんし、人に反対意見を伝える時は一度受け入れた上で “こうした方がいいんじゃない?” と提案します。

日本では出る杭は打たれる傾向にありますし、全ては “争いたくない” という日本人的な気質に由来するのではないでしょうか。

イタリアには遠慮も察する文化も皆無です。まず自分の考えを言葉にすること。そして違いを恐れずに討論すること。

自分の意見をガンガン発信しなければ、誰も無口なアジア人を相手になんてしてくれません。

なぜなら彼らの周りには好き放題討論しあえるイタリア人で溢れているのですから。

 

  • 浅い人間関係を作りすぎた

これは一般的な問題ではなく私個人の問題ですが…

初めての国にいきなり長期留学。もちろんそこで作る人間関係は全て新しいもの。日本にいた頃は大学でサークルにも参加せず高校→大学とほぼ同じメンバーでアルバイトでも固定の友人としか遊ばず…いきなり複雑化する人間関係にパンクしてしまったのかもしれません。

通っている語学学校は1週間〜1ヶ月の短期留学の生徒が多く、毎週新しい生徒と知り合います。ゆえに深くまで知り合うことはあまりできません。日本語を勉強中のイタリア人とアプリで知り合い、バドミントンのクラブ活動に参加し、ハウスメイトのフランス人の友達の友達と知り合い…

色々な人と知り合うと言うと聞こえはいいかもしれませんが、誰とも深くは関わっていません。名前を覚えるだけで精一杯…心からの友達と呼べる人は残念ながらまだ見つかっていません。

初めましての人とは同じような自己紹介と会話の繰り返し。連絡を返すのが億劫になり、一日置くと更に返信しづらくなる悪循環…

イタリア人、特に男性のしつこさは尋常ではありません。笑

無視されることを嫌います。返信がなければCiao(やあ)。Come stai ?(元気?)と連日メッセージの嵐です。それが恋愛感情ではなく友達でも彼らには関係ありません。挨拶なのです。

日本人女性がイタリア人にモテる(と勘違いする)所以かもしれません。。

 

 

引きこもりがちになったとはいえ、私はイタリアという国が大好きです。

疲れを癒して元気になったら、イタリアの好きなところ、旅行した場所のことなども記事にしたいと思います。

 

Arrivederci !